お久しぶりです。
更新も一日おきになってきているMr.Aです。
今日は、友人に借りた化物語シリーズの最新刊傾物語についてです。
とはいえ、大きなネタバレはしませんが、更新に必要な部分は書いてしまいます。
以下ネタバレ少し含みます。
今回はタイムスリップといいますか、"時間旅行"が重要なキーワードです。
これをすることにより運命が変わる。それに抗う阿良々木くんが書かれています。
これは、僕みたいにロクに勉強もしないのに余分な知識ばかり身につけてるひねくれものは、意外とはまりやすいと思います。
この時間旅行は、このタイトルでSF小説化されていたり、いろいろ議論が巻き起こっている世界です。
過去にどう行くのか、未来はどういうものなのか、時間とは何か、これらの疑問が時間旅行の単語には含まれているわけです。
僕もわからない。誰もわからない。
しかし、僕はあることを読んだ。
「過去に行くのは難しい。それには膨大なエネルギーが必要だし、人間を運ぶなら"外部の時間"とその人間の"周りの時間"を切断する必要がある。
しかし、理論上では過去に行く物質があると言われている。それはタキオンだ。
タキオンはエネルギーを与えると運動速度が落ちるが高速より遅くならず、タキオンに対する時間は逆行したものだ。」
と言うものです。つまり、時速500kmで動く新幹線に対し時間はどうがんばっても進み続ける。
光に対し、時間は進まないし戻らない。タキオンはどうがんばっても時間は戻り続ける、というらしい。
これを使えば過去に戻れるのでは?と考えられています。
しかし実際は、理論上でのみの存在で実際は確認されていません。
難しいのです。
ニュートリノは電子の反物質。だから、電子が作られるとき、ニュートリノも作られる。これがわかれば、ニュートリノの観測は出来ます。
しかし、タキオンは何か?光・重力みたいな粒子ではあるだろう。
じゃあ、物質か反物質か。これがわからない。反物質なら物質が出来るときに上に書いたように一緒に作られる。
でもわからないから、観測できない。
と言うわけで、私が言いたいことは時間旅行は語れるものではないと言うことです。
そして次に運命。
私はこれは持論と言うか、こうじゃないかな~と言う考えは持ってます。
紙の上にペンで1本の線を引く。その線をどこかで2股に分ける。
その2本の線をまた、2つに分ける。と繰り返してく。
鼠算の図式化のような感じになりますね。1本が2本。2本が4本...となっていく。
これが運命だと思っています。
たとえば。
1本線をたどってきて、分かれ道に来る。これが、選択・チャンスだと思ってます。
ここでの選択により、分かれてる先が2つだったりそれこそ∞だったり。
ただ、その選択の先は決まってると思うんです。何が起こるか。これを必然だと考えています。
じゃあ偶然はと言われてもそっちは私は良くわかりませんが。
こんな風なのが運命じゃないんでしょうか?うまく伝わらないと思いますが、こうだと思います。
そして時間旅行に戻る。
10年前に戻って自分の母親を殺した。そのとき自分は1歳。親族は居ない。家族は母のみ。
この状況下で未来に戻れば、自分の存在が無いか、別の人が助けてくれて自分は生きている。
大まかにこの二つですよね。
で鼠算の話をしたのは、未来が変わるんではなく、殺す殺さないの分岐点でどちらに行ったのか、行くことになるのかが変わるだけで、その先の道はもう決まってるんじゃないか、といいたいんです。
選択肢がある時点で、先がある程度予想できる。ということは、予想できるなら選択後の道が決まっていてもおかしくないんじゃないかなと。
う~ん。文面って伝えるのが難しい...。
わかってもらえたらいいんですが、今回傾物語を読んで思ったのはそのことです。
つまり、道を間違えて未来が変わっても、またその道に戻り間違いさえ起こさなければ未来は元に戻るんじゃない?と思ったんです。
なんだかまとまり無くてすいません。
こんな微妙な感じですが、今日の更新はこの辺で。
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