FXはこちらがお薦め Rorshachの物置: スウィーニー・トッド ~フリート街の悪魔の理髪師~。

2011/03/28

スウィーニー・トッド ~フリート街の悪魔の理髪師~。

どうも皆さんお久しぶり、Mr.Aです。

今日の更新は昨日Twitter上で予告したとおりスウィーニー・トッドについてです。

この作品の監督はティム・バートンさん、主演はジョニー・デップ。

最近のティム・バートンの監督作品というと、チャーリーとチョコレート工場ですが、そ
れとは作風が違います。

どちらかというと初代バットマンや、シザーハンズのほうが近いですね。

一応言っておきますが、日本ではR15+指定された映画です。

SAWほどグロテスクではありませんが、それなりの描写がありますので見るときはお気をつけて。

※以下ネタばれ含みます。

ベンジャミン・バーカーには、とてもきれいな奥さんと赤ん坊の娘がいた。
ところがその奥さんに一目惚れした悪徳判事は奥さんを彼から奪うため、彼に罪を着せ投獄してしまう。
そして月日は流れ、ベンジャミンは命からがら脱獄し、とある船に乗り名前をスウィーニー・トッド(以下トッド)と改名しロンドンに舞い戻る。
そしてフリート街にある自分の理髪店に戻り、そこの大家さんであるラベットから自分の家族のその後を聞いた。
奥さんはレイプされ、耐えられなくなり服毒死。幼かった娘は判事に軟禁状態で判事の娘として育てられていると。
そしてトッドは悪徳判事に復讐をするため動き始めた。

これが簡単なあらすじです。

一つ目の見所は、ラベットさんはトッドが殺した後の死体から肉をとりそれでパイを作り、みんなおいしいといって食べてるところです。

過去、アメリカではある男が大人の女性を殺し、その肉を「羊の肉」と偽り近所の人に分けていた、という猟奇事件があったそうです。

そのときも、近所の人は味が変わっているとは思ったものの、人肉だとは決して思わなかったとか。

そんな感じなんですかね、あのパイを食べてる気分って。

話はそれてしまいましたが、二つ目の見所は判事にとらわれている娘とある男の恋。

一度判事にばれ、その男はぼこぼこにされてしまうのですが諦めず、ばれたら殺されるとわかっていながらも彼女と駆け落ちをする、というのは感動というか、何か感じるものがありました。

そしてこの映画最大の見所、トッドの首切りシーンです。

彼は理髪店に来た、身寄りのないもの、いなくなっても騒がれないようなものを次々と殺していきます。

映画はミュージカルのように歌いながら進むのですが、トッドが歌いながら客の首を相棒のかみそりで切り、客の座っているいすの脇のペダルを踏む。

するといすは傾き、穴が現れ、客は地下へと落ちていく。その客をラベットさんがミンチにする、パイにする。

そのシーンのトッドはある意味かっこいい。悲しい目で遠くを見ながら、時に怒りながら首を切る。

復讐の終わるその時を待つかのように。

そして、最後のすごい結末。これはネタばれはしたくないです。
ぜひ見て確かめてください。

娘の駆け落ちの結果、奥さんの死の物語、そしてトッドの復讐の結末...。

今日の更新は以上です。

次はシザーハンズなんていいかもしれないです。

では、Mr.Aでした。

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