この『ヒトを食べたきりん』というのは絵本です。
絵は暗い色を使っていてよる子供に読ませる絵本ではないです。
怖いです。絵も暗くて恐ろしいですが、内容もそれなりに暗いです。
最後まで文が全部ひらがなってのもまた怖いですね。
※以下ネタバレ含みます。
内容は、ヒトの町に住んでいたキリンさんが町の人を言葉で傷つけてしまう。
それがヒトに伝わっていくうちに「傷つけた -> 怪我させた ->ヒトを食べた」というように変わってしまう。
それに傷つき家に閉じこもっていたきりんさんはとうとうヒトを食べてしまう。
一人、二人、三人、と食べていくうちにきりんさんは何も思わなくなってくる。
そしてきりんさんは一人になってしまった。
という話です。
内容はちょっとカニバリズムで子供には見せられませんが、僕は嫌いじゃなかったです。
なんかこう、感じるものがあったんですよ。
うまくいえないですけど、ヒトを傷つけることに慣れたらいけないな、みたいな感じといいますかね。
多分本屋にあると思うんですけど、無かったら「ヴィレッジ・ヴァンガード」というお店にはあるはずなんで、一度読んでみてください。
以上Mr.Aでした。
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